ブランド力
BRAND
Branding
「ブランド化している」とは、その商品やサービスをお客さん自身が購入後をイメージした時、そこにお客さんの感情が入っている状態です。
「商品」や「サービス」だけで終わるのではなく、お客さんの「感情移入」が生まれることです。
なぜブランド化、ブランディングが必要なのでしょう?
①安定して利益を獲得できる
顧客に価値のある特別なブランドと認識される→高価格でも選ばれる可能性が高まる→価格競争に巻き込まれるない価格設定ができるようになる→高価格でもリピートしてくれる顧客が安定して生まれる→利益が高い水準で安定
このように「好循環」が生まれます。
②リピート顧客が新規顧客を引きつけるサイクルができる
顧客は「新規顧客」と「リピート顧客」の2種類→この2つが干渉し合う仕組みができていれば(=NPSが高い)→宣伝しなくても新規顧客を継続的に増やせる→1:5の法則(新規顧客獲得コストは既存顧客にかかるコストの5倍)→新規顧客獲得コストも抑えられる
新規客の集客の「自動化」が低コストで実現します。
※NPS®(Net Promoter Score@)(ネットプロモータースコア)について図で説明します。
注:ネット・プロモーター、ネット・プロモーター・システム、ネット・プロモーター・スコア、NPS、そしてNPS関連で使用されている顔文字は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の登録商標又はサービスマークです。
※CSAT(Customer Satisfaction Score)(顧客満足度)について図で説明します。
NPS@(Net Promoter Score@)とCSAT(Customer Satisfaction Score)は、顧客満足度や忠誠度を測るための指標ですが、それぞれ異なる目的と価値があります。
NPS@(Net Promoter Score@)の目的と価値
• 目的: NPS@は顧客の推奨度を測るための指標です。具体的には、顧客がどれだけ自社の商品やサービスを他人に勧める可能性があるかを問います。
• 価値: NPS@は、顧客の長期的なロイヤルティや成長の可能性を測るのに役立ちます。推奨者が多ければ、自然な口コミによる拡散や顧客基盤の拡大が期待でき、ビジネスの持続的な成長を促進します。
• 質問例: 「あなたはこの商品/サービスを他の人に薦める可能性がどれくらいありますか?」
• スコア範囲: 0〜10点のスケールで評価し、推奨者(9-10)、中立者(7-8)、批判者(0-6)に分類します。
CSAT(Customer Satisfaction Score)の目的と価値
• 目的: CSATは、特定のサービスや製品に対する顧客満足度を測る指標です。顧客がサービスや製品をどれだけ満足しているかを直接的に評価します。
• 価値: CSATは、短期的な顧客の反応を測るのに適しており、特定のタッチポイント(例:購入体験、サポート対応、商品受け取り)に対する評価を迅速に把握できます。サービスの改善点や顧客の即時的なフィードバックを得るのに有用です。
• 質問例: 「この製品/サービスにどれくらい満足しましたか?」
• スコア範囲: 1〜5点または1〜10点のスケールで評価します。
違いのまとめ
• NPS@: 顧客が将来的にどれくらい他人に勧めるかにフォーカスし、ロイヤルティや成長の見込みを測定します。
• CSAT: 顧客が現在どれだけ満足しているかにフォーカスし、即時的な満足度やサービス改善の手がかりを得るための指標です。
どちらも顧客体験の向上に貢献しますが、NPSは長期的な顧客ロイヤルティの確認に、CSATは短期的な満足度の測定に適しています。