相談前に、どこまで頼むかを整理する
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相談前に、どこまで頼むかを整理する
何かを整えたいと思っていても、「どこまで頼めばいいのか」がはっきりしないことがあります。
ホームページを直した方がいいのか。
商品説明を変えた方がいいのか。
SNSの見せ方を整えた方がいいのか。
それとも、まず価格やメニューの考え方から見直した方がいいのか。
このあたりが混ざったままだと、相談する前から話が大きく見えてしまいます。逆に、最初から細かく決めすぎると、本当に見るべき場所を外してしまうこともあります。
相談前に必要なのは、完璧な依頼書を作ることではありません。まずは、何を変えたいのか、どこまで自分たちで見えているのか、外から見た方が早い部分はどこなのかを分けることです。
相談前にすべて決めきらなくていい
相談する前に、やることを全部決めておこうとすると、かえって動きにくくなります。
たとえば「ホームページを直したい」と思っていても、本当に必要なのはデザインの変更ではなく、商品説明の順番かもしれません。「SNSを増やしたい」と思っていても、先に必要なのは、見に来た人が判断できるページかもしれません。
最初から作業名で決めるよりも、
- 何を変えたいのか
- 今どこで止まっているのか
- 誰に伝わる状態にしたいのか
- 相談後に何が進めばよいのか
を分けておく方が、話は進みやすくなります。
作業を頼む話と、決めることを整理する話を分ける
依頼範囲がぼやけるときは、「作業」と「決めること」が一緒になっている場合があります。
画像を作る、文章を書く、ページを直す、投稿を増やす。これは作業です。
一方で、何を先に見せるか、どのメニューを中心にするか、どんな人に来てほしいか、問い合わせ前に何を伝えておくか。これは決めることです。
作業だけを頼めば早く進むように見えますが、決めることが曖昧なままだと、できあがったものを見ても「何か違う」と感じやすくなります。
先に整理したいのは、作業の量ではなく、何を決めると次の作業がぶれなくなるかです。
まず見るのは、入口、信頼、問い合わせ前の判断材料
相談前に依頼範囲を考えるときは、いきなり全部を広げるよりも、次の3つに分けると見えやすくなります。
1つ目は、入口です。
どこから見に来る人が多いのか。検索なのか、SNSなのか、紹介なのか。入口によって、最初に伝えるべきことは変わります。
2つ目は、信頼です。
実績、プロフィール、考え方、事例、写真、言葉の温度感。頼む前に確認したい材料が見える場所にあるかを見ます。
3つ目は、問い合わせ前の判断材料です。
何を頼めるのか、どこまで一緒に考えるのか、問い合わせ後に何が進むのか。ここが曖昧だと、興味があっても「もう少し考えます」で止まりやすくなります。
単発で足りることと、毎月見た方がいいことがある
依頼範囲を整理するときは、単発で整えればよいものと、毎月見た方がよいものも分けておくと判断しやすくなります。
たとえば、プロフィール文の整理や問い合わせページの修正は、短い期間で形にできることがあります。
一方で、商品説明、価格の伝え方、発信の反応、問い合わせ内容、現場で起きている変化は、一度整えて終わりではないこともあります。出してみて、反応を見て、次に直す場所を決める。その繰り返しが必要になるからです。
毎月相談する価値が出るのは、作業量が多いときだけではありません。事業の見せ方や伝え方を、現場の変化に合わせて見直す必要があるときです。
相談前に整理しておきたいこと
最初の相談前に、細かい資料をそろえる必要はありません。
ただ、次の4つが少しでも見えていると、話は進めやすくなります。
- 今いちばん変えたいこと
- すでにあるページ、投稿、資料
- 自分たちでできること
- 外から見た方が早いと感じていること
この4つがあるだけで、単なる制作依頼なのか、商品や導線の整理から入るべきなのか、見え方が変わります。
相談の前に、答えを完成させる必要はありません。むしろ、まだ言葉になっていない違和感を、どの順番で見ればよいかを整理することが大切です。
相談前にあわせて確認したい記事
このテーマをもう少し具体的に整理したい場合は、次の記事もあわせて確認できます。
ご相談について
対象になる方
商品、発信、ホームページ、問い合わせ導線のどこから見直すべきか迷っている経営者や、すでに事業を動かしていて、外からの視点も入れながら整理したい方に向いています。
制作だけを頼むのか、商品説明や導線から一緒に見直すのか、依頼範囲を決めきれない段階でも構いません。
一緒に整理すること
まず、今あるページ、投稿、商品説明、問い合わせまでの流れを見ながら、どこで判断が止まりやすいかを確認します。
そのうえで、最初に整える場所、後回しでよい場所、継続して見た方がよい場所を分けます。
問い合わせ後に進むこと
お問い合わせ後は、現在の事業内容、見直したい場所、すでにある素材、相談したい範囲を確認します。
その内容をもとに、単発で整えるべきことと、月次で見直す価値があることを分け、最初に進める順番を整理します。