ホームページとSNSの言葉を、同じ価値にそろえる
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ホームページとSNSの言葉を、同じ価値にそろえる
ホームページ、SNS、紹介文、店頭や現場での説明。
それぞれを一生懸命整えているのに、見せる場所によって少しずつ言葉が変わっていることがあります。
ホームページでは「丁寧に対応します」と書いている。
SNSでは「気軽に相談できます」と伝えている。
紹介文では「実績があります」と見せている。
現場では、また別の言い方で説明している。
どれも間違いではありません。
ただ、読者が問い合わせ前に見ているのは、その一つひとつの言葉です。
言葉の向きがそろっていると、「この人たちは何を大切にしているのか」「自分は何を頼めそうか」が見えやすくなります。
場所ごとに言葉が変わるのは自然なこと
ホームページとSNSでは、役割が違います。
ホームページは、はじめて見る人が安心して確認する場所です。
SNSは、日々の考え方や空気感が伝わる場所です。
紹介文やプロフィールは、依頼前に信頼を確かめる場所です。
だから、まったく同じ文章を並べる必要はありません。
大切なのは、言い方を全部同じにすることではなく、伝えている価値が同じ方向を向いていることです。
たとえば、あるページでは「速さ」を前に出し、別の投稿では「丁寧さ」を前に出し、プロフィールでは「経験」を前に出しているとします。
それぞれは良い言葉でも、読者から見ると、何を一番大切にしているのかが少し見えにくくなることがあります。
反対に、言い方は違っていても、すべてが同じ価値につながっていれば、読者は安心して読み進めやすくなります。
そろえるのは、言葉そのものではなく「見え方」
言葉をそろえると聞くと、すべての媒体に同じコピーを入れることだと思われがちです。
でも、同じ文章を貼るだけでは、読み手に合わない場所も出てきます。
ホームページでは詳しく説明した方がよいことも、SNSでは短く見せた方が伝わることがあります。
紹介文では実績を見せた方がよく、問い合わせページでは、頼む前に確認したいことを見せた方がよいこともあります。
そろえるべきなのは、文章の形ではありません。
読者に見えてほしい価値です。
- 何を大切にしているのか
- どんな人に向いているのか
- 頼む前と後で何が変わるのか
- どこまで一緒に考えられるのか
- なぜ今、相談する意味があるのか
この見え方がそろっていると、ホームページ、SNS、紹介文、問い合わせページが別々に働くのではなく、ひとつの流れになります。
問い合わせ前に、読者は何度も確認している
問い合わせをする前の読者は、一つの記事だけを見て決めているとは限りません。
ホームページを見て、プロフィールを読み、SNSを少しさかのぼり、別のページを確認してから問い合わせることがあります。
そのとき、見る場所ごとに違う価値が見えると、読者は自分の中で整理し直さなければなりません。
「結局、何を頼めるのだろう」
「自分の場合も合うのだろうか」
「どこまで見てもらえるのだろう」
こうした確認が増えるほど、問い合わせ前の判断は少し重くなります。
反対に、どこを見ても同じ価値が見えていれば、読者は少しずつ納得を積み上げられます。
ホームページで見たことが、SNSでも自然に感じられる。
プロフィールで読んだ実績が、商品説明の言葉とつながる。
問い合わせページで見た流れが、日々の発信ともずれていない。
この状態になると、問い合わせは単なる勢いではなく、納得したうえでの一歩になりやすくなります。
最初に見るのは、よく使っている言葉
言葉をそろえるときは、最初から全ページを書き直す必要はありません。
まずは、今よく使っている言葉を集めてみます。
- ホームページの見出し
- SNSのプロフィール文
- 固定投稿やよく読まれている投稿
- 商品やサービスの説明文
- 問い合わせページの案内文
- 現場でよく言っている説明
それらを並べると、自分たちが何を大切にしているのかが見えてきます。
同時に、少しずつ言葉の向きがずれている場所も見えてきます。
ここで大切なのは、悪い言葉を探すことではありません。
今ある言葉の中から、残したい価値を見つけることです。
残したい価値が見えたら、その価値が伝わるように、ホームページ、SNS、紹介文、問い合わせページの言葉を整えていきます。
言葉がそろうと、見直す順番も決めやすくなる
言葉の見え方がそろうと、次に直す場所も決めやすくなります。
たとえば、ホームページでは価値が伝わっているのに、SNSでは日々の投稿に反映されていないかもしれません。
逆に、SNSでは空気感が伝わっているのに、ホームページでは何を頼めるのかが見えにくいかもしれません。
プロフィールは信頼につながっているのに、問い合わせページで次の流れが見えにくいこともあります。
このように、言葉を並べて見ると、すぐに全部を作り直すのではなく、今月はどこを整えるかが決めやすくなります。
言葉をそろえることは、見た目をきれいにするためだけではありません。
読者が問い合わせ前に、安心して判断できる流れを作るための整理です。
相談前にあわせて確認したい記事
このテーマをもう少し具体的に整理したい場合は、次の記事もあわせて確認できます。
ご相談について
対象になる方
ホームページ、SNS、紹介文、問い合わせページを動かしているものの、場所によって伝えていることが少しずつ変わっていると感じている経営者に向いています。
商品やサービスの価値はあるのに、見る場所によって印象が変わり、読者に何を頼めるのか伝わりきっていないと感じている方にも合います。
一緒に整理すること
今あるホームページ、SNSプロフィール、投稿、商品説明、問い合わせページの言葉を確認します。
そのうえで、残したい価値、そろえた方がよい言葉、今すぐ直す場所、次に見直す場所を分けます。今月先に整える場所と、毎月見直した方がよい言葉の使い方も確認します。
問い合わせ後に進むこと
お問い合わせ後は、現在のページや投稿、よく使っている説明、問い合わせ前に読者へ伝えたいことを確認します。
その内容をもとに、ホームページとSNSの言葉を同じ価値にそろえ、問い合わせ前の判断材料が自然につながる状態を整理します。
最初の打ち合わせでは、すべてを一度に直すのではなく、次の1か月で先に動かすページ、投稿、紹介文を決めます。その後も反応を見ながら、毎月どの言葉を見直すと問い合わせにつながりやすいかを確認します。
よくある質問
ホームページとSNSは、同じ文章にした方がよいですか?
同じ文章にする必要はありません。場所ごとに読み方が違うため、文章の長さや見せ方は変えて大丈夫です。そろえるのは、読者に見えてほしい価値です。
どこから直すのがよいですか?
まずは、問い合わせ前によく見られる場所から確認します。プロフィール、商品説明、問い合わせページ、固定投稿などを並べて見ると、最初に直す場所が見えやすくなります。
投稿数を増やす前に見た方がよいですか?
見た方がよい場合があります。言葉の向きがそろっていないまま投稿数だけを増やすと、読者に残る印象が分散しやすくなります。まずは、何を伝えたいのかをそろえることが大切です。